P-CFOサロン2022/7を開催しました

2022年7月に第32回P-CFOサロンを開催しました。

今回は3ヶ月に一度のP-CFOメンバー交流企画ということで、4期生2名にご登壇頂きました。

梅田さんからはミニセミナー「1年でクライアント7社。元保険トップ営業マンが実践するパートナーCFO営業術」を、海外(インド)から受講された見上さんからは成果報告をしていただきました。

■メンバー交流企画

梅田さんはライフワークであるJリーグ担当審判員の活動を続けるべく高校教師から外資系保険会社の営業職として転職。当時「経験なし、資格なし、コネなし」という全くのゼロからのスタートし、いわゆる「接待なし」でクライアントを獲得してきたそう。

実践されてきた「営業活動(誰に、何を、どのように)」のうち、特に『どのように(HOW)』を重点的に解説頂きました。

困り事があるお客様論理的な探し方」「相手目線でのトークスクリプトの作り方」「徹底的に相手の困りごとの解決策中心のサポート」「自然と同業者の信頼獲得につながっていた行動」など具体的な行動の数々を、保険営業とパートナーCFO両方の事例を交えつつご披露頂きました。特に「クライアント企業の規模・価値観に沿った提案時の一言」は、すぐに実践でき、かつ効果の高そうな内容でした。

梅田さんは「経験なし、資格なし、人脈なし」の元公務員でも、中小・ベンチャー企業経営者の役に立てることはあります。自分の事例が少しでも役に立てば幸いです」と締めくくられ、梅田さんが戦略的かつ圧倒的な行動量で成果をつかんできたことが伝わる内容でした。

見上さんは、インド現地のWeWorkグルガーオン(会員制シェアオフィス)からのご登壇。「インドから愛と勇気と元気を届けます」というキャッチフレーズと共にスタート。日本企業のインド子会社に出向しながら、複業として日本人若手向けMBA入門講座や日印ビジネススタートアップ向け財務コンサルティングをされてきた見上さん。今年8月には「ライフ&ビジネススキルインストラクター」「財務経営アドバイザー」としてインド在住のまま独立されるそうです。

P-CFOとしてはインド人友人から相談を受けている先が4社、教育関連事業では2件の成約と、ご自身の2本柱それぞれについて、直近の活動を含めてご紹介頂きました。

また、独立後の活動について「P-CFOとしての支援活動と営業」「Storytelling Consulting(奥様の会社)のCFO・COO業務」「教育関連」事業別のリソース配分と数値目標まで共有いただきました。

■情報提供『エキスパートCFO』(エキスパートリンク 藤田代表)

後半では、2020年にP-CFOゲストとして登壇されたエキスパートリンクの藤田代表より、同社の新サービス『エキスパートCFOについて情報提供がありました。
『エキスパートCFO』とは、社外エキスパートによるCFO業務支援事業で、企業とCFO候補者をつなげるプラットフォームです。パートナーCFOとも親和性の高いということで、エキスパートリンク社と日本パートナーCFO協会は連携し、パートナーCFOが本事業におけるCFO候補者(パートナー)となる機会を提供していきます。中小ベンチャー企業に社外プロCFOがついて、会社の成長を支援・促進していく世界を実現して参ります。

参加者からは「普段中小企業と接する立場ながら、営業で着目していない点だった…」「圧倒的な行動量とセンスだと感じた」といった感想や、「インド人とビジネスをされるうえで、心がけていることは何か」「インドではどんな毎日を過ごしているのか」といった質問が寄せられました。

今回はハイブリッド開催のため、最後はリアルとオンラインに分かれての懇親タイムそれぞれ仕事や時事ニュースなど、思い思いのテーマで歓談を楽しみました。

*当協会ではP-CFOサロンを毎月開催。その道の一人者のゲストをお呼びし、P-CFOメンバーへの研鑽と活躍のベースキャンプとなるイベントを定期的に開催しています。

今後もP-CFOメンバーの活動に役立つ情報をお届けしてまいりますので、どうぞお楽しみに!

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