2023年3月20日

P-CFO 稲葉 浩太さん

中小企業のCFO業務と、事業者としてのM&A事業、二足のわらじを履くパートナーCFO

株式会社feedback groove 代表取締役社長
株式会社ハート 取締役CFO
稲葉 浩太(いなば こうた)さん

今回ご紹介するのは、パートナーCFO養成塾第1期生(2019年1月~6月)稲葉浩太さんです。

稲葉さんは、2014年に株式会社feedback groove(フィードバックグルーブ)を設立、中小企業向けに資金調達やM&Aをはじめとする財務コンサルティングから人財活用・管理までのCFO領域をカバーするサービスを提供されています。
実は稲葉さん、パートナーCFO養成塾受講前から「スポットCFO」という肩書で起業され、さらには、中小企業のM&Aを支援すると同時に、自らが買い手となってM&Aを実行し事業運営も行っています。
そんな稲葉さんに、これまでの活動やご自身が買い手として実行したM&A、パートナーCFO養成塾受講の背景、そして今後どういった事業展開を目指しているのかをお伺いしました。

【プロフィール】
東証二部上場会社で営業職として働くも、資金繰りが原因で事業撤退を経験。「黒字だったのになぜ?」という疑問から会計を学び、大手商社へ転職。国内経理財務部門での経験を経て、財務管理責任者として海外子会社への出向も経験する。
日本に帰国後、薬品メーカーの株式会社ハートに転職し、財務責任者に就任。対銀行業務等において実績を挙げるとともにM&A業務にも従事。
その後、中小企業に適したCFOサービスやM&Aアドバイザリーサービスの提供を目的に、2014年に株式会社feedback grooveを設立。現在は、中小企業に真に寄り添ったCFO、M&Aアドザイザーとして活動している。
趣味は楽器演奏と楽器製作、そしてモータースポーツ観戦。

株式会社feedback groove 代表取締役社長
https://feedbackgroove.com/

株式会社ハート 取締役CFO
https://www.heart-jp.com/index.html

(資格・所属)
一般社団法人日本パートナーCFO協会 認定パートナーCFO®
一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会 認定M&Aアドバイザー
一般社団法人日本サイトM&A協会 サイトM&A認定アドバイザー

中小企業の経営者に真に寄り添ったCFO、M&Aアドザイザーとしてハッピーリタイアメントを応援

――さっそくですが、稲葉さんが代表を務める株式会社feedback grooveの事業について教えてください。

当社は2014年に設立した会社です。メインで行っている事業は、中小企業のM&A(企業の合併および買収)の支援で、特にWebサイトに特化したM&A支援を得意としています。また、M&Aに限らず、中小ベンチャーCFO8マトリックス®の領域での支援も行っています。
中小企業に真に寄り添ったCFO、M&Aアドザイザーとして、中小企業経営者のハッピーリタイアメントを応援しています。

【中小ベンチャーCFO8マトリックス®】

大好きな音楽楽器の事業に従事。事業の撤退で「黒字なのになぜ?」と会計の道へ

――今の会社を設立されるまでのことも教えてください。学生時代のことや、これまでのキャリアについて教えてください。

生まれは沖縄県ですが、小学生から東京都在住です。高校時代にはバンド活動を行っており、CD・レコード販売店の新星堂主催のバンドオーディション「CHANCE」の全国大会で優勝したこともあります。

楽器の構造にも興味を持つくらい、音楽や楽器が大好きなんです。高校卒業後は、楽器づくりの道に進もうと思い、3~4年ほど楽器の木工職人をやりながら、時計やバック、楽器などの仕入・販売を行う会社(当時の東証二部上場会社)で営業職としても働いていました。
ところが、当時在籍していた事業部が事業を撤退することになったのです。

「黒字だったのになぜ?」という疑問があって、そこから本格的に会計の勉強を始めました。実は、その会社は会社全体では黒字でしたが、事業部単位では資金が回っていなかったのです。要は資金繰りが原因ですね。

海外勤務を経て、国内の事業会社で取締役CFOに就任

会計を2年ほど学んだ後に、大手専門商社の経理財務部門へ転職しました。経理財務のキャリアが始まったのはそこからですね。その専門商社では、ベトナムの海外子会社へ財務管理責任者として出向し、予算管理から財務諸表の作成、現地監査法人対応も経験しました。

その後、都内でジェネリック除草剤メーカーを経営する父親から「お金まわりのことを任せたい」と誘われたのを機に帰国し、株式会社ハートという会社の財務責任者(取締役CFO)に就任しました。
前年比250%の資金調達の達成や為替手数料の90%削減、借入利息の大幅引下げといったCFO本来の業務成果を挙げたと同時に、ミッション・ビジョン・バリューのリニューアルから社内浸透、制度設計を行い、社歴の長い会社を今の時代に合わせるリブランディングも行いました。 そして、同社在籍中に自分の会社として、株式会社feedback grooveを設立しました。

【学生時代にバンドオーディション優勝経験のある稲葉さん】

CFOと並行して会社を設立し、「中小企業に特化したM&Aアドバイザリー業務」を開始

――株式会社feedback grooveの設立の背景を教えていただけますか。

20代の頃からいつかは自分で起業したいという想いがありました。父親の会社でCFO経験を積む中で、もっと中小企業の経営者に寄り添うサービスを提供したい、特に私が得意とする経理・財務の領域で独り立ちするには何をすべきかと考えるようになりました。
そして、中小企業の経営者に寄り添ったサービスを考える中で「中小企業に特化したM&Aアドバイザリー業務」に着目しました。

M&Aや事業承継は前職で経験があった、ということもありますが、当時(2014年頃)のM&Aマーケットでは、バリュエーションで3億円や5億円の値が付く案件は日本M&Aセンターさんが手掛けていたものの、中小企業のM&Aマーケットは全然大きくなく、小規模M&Aに対しては支援者・プレイヤーはほとんどいない状況でした。
ただ、国内企業の99%超を占める中小企業のM&Aに対して、プレイヤーが存在しないということは、逆にこの部分を攻めればマーケットは広がっていくのではないかと考えました。
そこで、一般社団法人日本M&Aアドバイザリー協会(JMAA)に入会し、認定M&Aアドバイザーの資格を得て、株式会社feedback grooveを設立。銀行やM&Aファームが手掛けない中小企業に特化したM&Aアドバイザリーサービスを立ち上げたのです。

中小企業のM&A支援と同時に、自らも買い手となってM&Aを実行

――稲葉さんは中小企業のM&Aアドバイザーを務めると同時に、ご自身が買い手となってM&Aを実行したと伺っています。それはどのようなM&Aだったのでしょうか。

これまでM&Aの実行に3件携わってきましたが、いずれもWebサイト関連で、株式譲渡ではなくて事業譲渡によるものです。1つはCFOを務めている株式会社ハートが買い手となり、2つは自分の株式会社feedback grooveとして行いました。

冒頭の楽器職人の話とも関連しますが、私は音楽から離れたくないという想いがありました。それで、1番最初は株式会社feedback grooveにて楽器に関するWebサイトを取得したのです。それがDIYギターのECサイト「DIYギターキット専門店(DIY Guitar Kit Store)」です。

新型コロナウイルス影響が蔓延する1年ほど前のM&Aでしたが、お客さんのニーズや購買行動などを考えてWebサイトをリニューアルしたところ見事にハマりました。コロナ禍の巣篭り需要もあり、音楽楽器業界自体もとても盛り上がりましたね。

その次は、コロナ影響が収束した時に売上が上がりそうな事業に狙いを定め、イベントライブ関連のWebサイトを取得しました。案の定、楽器の事業を超える売上になりました。
どちらも「音楽に関わって楽しい事業をやりたい」という想いがあって実行したM&Aですね。

【出所:DIYギターキット専門店(DIY Guitar Kit Store)https://store.rockmusic.la/

――株式会社ハートとしてのM&Aについても教えていただけますか。

私にとって3つ目となるのが、株式会社ハートで取得した健康野草茶のECサイトです。
同社は除草剤のメーカーなので「草を枯らす」ことがメインの事業です。これから若手を採用しようと考えた時に、SDGsの考え方が当たり前にあり、パーパス(企業の存在意義)を意識した働き方をしたい若者にとっては、そういった事業は入社動機になりにくい。そんな中でどうしていけばいいか……と経営会議を重ねる中で、「我々の仕事は“草を管理する事業”だと考えると、“草を活用する事業”を持つことで、中庸を目指す企業になればいいのではないか」「草を活用する事業の中ではハーブティーがいいのでは」という結論に至りました。

その経営会議の翌日、M&A界隈の仲間から「野草茶の売り案件」の話が舞い込んできたんです。「これは運命だ!」と思い、M&Aの話を進めていきました。
同社のパーパスは【「草と共に生きる」文化づくりをする~くさ と ひとの間のデザイン】です。これは私が就任して再定義したものですが、健康野草茶のECサイトの取得で、まさにこのパーパスを体現する事業がひとつ生まれました。健康野草茶の事業は昨年の2022年6月に取得しましたが、すでに売上を2倍以上に伸ばすことができています。

【出所:布袋農園(HOTEI FARM)https://www.hotei-farm.com/

――これまでM&Aを通じて事業領域の拡大を順調に進めていらっしゃる様子が伝わってきました。M&Aで取得された事業を軌道に乗せるコツはありますか。

私が特に意識しているのは、マーケティング戦略を見直して整理することです。いわゆるSTPと言われる「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」や4Pの「製品」「価格」「プロモーション」「流通」の見直しと整理です。
中小企業では、良い商品を作っていても、それを一度販売してそこでお客さんとの関係が終わってしまっている場合も多くあるように思います。持続的な売上を確保するためのマーケティングや流通の整理などについて、適切にテコ入れすることで売上が伸びるというのは実感としてありますね。

スポットCFOとしての活動中に高森さんと出会い、意気投合。経営を体系的に学ぶためにパートナーCFO養成塾を受講

――稲葉さんはパートナーCFO養成塾の第1期生でいらっしゃいますが、塾長の高森さんとの出会いや受講のきっかけを教えてください。

高森さんとの出会いは、ある中小・ベンチャー企業関連の勉強会でした。実は養成塾が始まる前から「スポットCFO」として活動はしていたのですが、2018年に高森さんが「パートナーCFO養成塾」を立ち上げることを知りました。そのショートセミナーに参加してすぐに入塾を決めました。

――実際にスポットCFOとして活動されていたのに、なぜパートナーCFO養成塾を受けられたのでしょうか。

スポットCFOとしての仕事は、事業会社における経理財務実務や取締役CFOの経験から「ヒト・モノ・カネ」の「カネ」の部分が中心でした。
養成塾の話を聞いたのは、「カネ」以外の「ヒト・モノ」を知らないのは、経営に携わるうえで、さらには中小企業の経営者を支援するうえで、非常にまずいなと感じていた時でした。また、M&A以外の領域で中小企業を支援する方法を模索していた時でもありました。
高森さんはそういった経営の領域で非常にキャリアのある方でしたので、ここで一度、経営を体系的に学ぼうと思い、パートナーCFO養成塾の受講を決めました。

――パートナーCFO養成塾の講義で、一番印象に残っている講義内容は何でしょうか。

経営の役割分担の「CEOは理念を唱えるドン・キホーテ、COOはオペレーションを率いる番頭、CFOは経営管理する参謀」は強く印象に残っています。
私は、CFOというのは、理想や夢を唱えるドン・キホーテが乗る船を、障害物を避けながら推進力を維持する人、つまりリソースを最大限活用して事業全体をどうにかする人だと思っています。
私は、経営者が何かに困ったとき「できません」と言ってはいけないのがCFOかなと考えています。というのも、「ヒト」の問題で「できません」は人が離れることだし、「カネ」の問題で「できません」は会社が潰れることにつながります。障害物を避けるために、推進力を保つために、「できません」と言わずに策を考え、行動することがCFOの役割と考えています。

あとは、中小ベンチャーCFO8マトリックス®ですね。最初にマトリックスを見た時は、自分ができるところ、マスを埋められるところがとても少ないなと思いました(笑)。でも、それに気づけたことはとても良かったです。
全6回の講義の中で全てを吸収できたかというと、そんなことは全然なくて。ただ、講義を通じて自分の強みと足りない部分が明確化されたので、あとは自分の強みを磨いて、弱いところを補っていけば良いだけという状態になれたのは良かったですね。
CFOをやっていると、例えば「売上50%アップしたけど、本当は2倍にできたのではないか、2名採用したけど、本当は1名で良かったのではないか…」という不安を持つ場面があるのではないかと思います。私は養成塾で学んだおかげで、CFOとしての自分の仕事に以前より確信を持てるようになりました。

「パートナーCFOがいるとあなたの会社はもっと輝ける」ことが広まってほしい

――日本パートナーCFO協会に期待することはありますか。

私は日本にはまだまだパートナーCFOは足りていないはずだと思っています。ただ、足りないことに気づいていない人も多いのかなと思います。
中小企業の経営者の中には「お金のことは経理部長や税理士さんに任せている」という方もいらっしゃいます。「パートナーCFOという存在やその役割」「パートナーCFOがいれば会社として成長していく力になること」を知れば、パートナーCFOを必要とする経営者は潜在的にまだまだいらっしゃると感じています。

なので、中小企業に対して「パートナーCFOがいるとこんな価値が生まれて、こういう成長があって、あなたの会社はもっと輝けるんだよ」と、パートナーCFOの役割や可能性を伝える活動をもっとしていただけるとうれしいですね。

あとは、パートナーCFOも1人で担当できる業務や経験できる案件の数に限りもあるので、コミュニティなど、パートナーCFOのみなさんの知識や経験、情報といったナレッジを共有できる場があるのはありがたいです。いずれはこれらを協会で集積するような仕組みがあると良いなと思います。

「やるかやらないかだったら“やる”」「ノーアタック、ノーチャンス」を信条に物事を決断

――常に先を考え、行動されてきている稲葉さんですが、信条や座右の銘があれば教えてください。

「やれるうちはなんでもやろう」とか「やるかやらないかだったら“やる”」といった気持ちは昔からありました。今もその想いに変わりはないですね。

これは、元F1レーサーの佐藤琢磨さんの座右の銘と言われる「ノーアタック、ノーチャンス」の影響を受けています。2012年のインディアナポリス500(※米国で開催されるモータースポーツイベント、世界三大レースの一つ)のラスト1周で、彼はトップを目指して果敢に攻めたドライブをしました。結果、クラッシュして優勝どころか表彰台にも上れなかったのですが、彼が「自身の“ノーアタック、ノーチャンス”という信念に従ってトップを目指して行動した」ことは、生き様としてとてもかっこいいと思いました。
それ以来、私が何かを決断する時には、佐藤琢磨さんの顔が頭に浮かぶようになりました。

MBAと養成塾の共通点は「経営を体系的に学べる」こと。個人に着目するのは養成塾ならでは

――ところで、稲葉さんは現在、グロービス経営大学院(以下「グロービス」)でMBAを学ばれていらっしゃるそうですね。MBA取得を目指したきっかけや理由は何でしょうか。また、 グロービスとパートナーCFO養成塾での学びでの共通点はありますか。

それはまさしく高森さんですね。パートナーCFO養成塾修了後に、高森さんに「経営全般をもっと学びたいのなら、グロービスはとても良いから行ったらどう?」とお声がけいただいたのがきっかけです。

グロービスとパートナーCFO養成塾での学びにどちらにも共通する部分は、やはり経営を体系的に学べるということですね。
一方で、違いがあるとすれば、パートナーCFO養成塾は自身の強みと弱みをしっかり見極めて、自分をCFOとして商品化するといった視点がグロービスより強いと思います。これはパートナーCFO養成塾ならではですよね。

今後目指すのは「組織としてCFOサービスをできる会社」と「就農のサイクル化」

――今後の事業展開について教えてください。

現在、当社が提供しているCFOサービスは、私1人しか対応できないので、社員を採用するとかパートナーと連携するとか、組織としてCFOサービスを提供できる会社に発展させていきたいですね。
あとは、社名に「groove」という音楽用語を用いていることも関係しますが、音楽系のビジネスを広げていきたいという気持ちもあります。例えば、音楽フェスに携わるような仕事などです。音楽事業でもやれることはまだまだたくさんあると思っています。

――稲葉さんがCFOに限らず、個人としてやりたいことを教えてください。

すこし大きな話になりますが、日本の未来につながることを何かやりたいと思っています。
これからやりたいことの一つが、定年退職などでリタイアしたシニア世代が従事できる10年間くらいの就農をサイクル化することです。

これまで、中小企業のM&A支援やCFO支援で事業を引き渡した方やシニア世代の方と接する中で「田舎や地方で畑などの農業をやりたい」という声を聞くことが多くありました。ですが、みなさん「今から農業をやるにもやり方がわからない、その土地に縁もゆかりもない」といった理由で諦めていらっしゃるのです。
そこで、例えば、ひとつの農地を10年スパンでいろいろな人が回っていけば、新しい人が就農したときから、その農地で作物が育っている状態になる、これをサイクル化できないかなと考えています。

今は健康寿命も延びていて、60代70代で定年退職されても、心身共に活動する元気がある方が多くいらっしゃいます。そんな方々が、農業を精一杯できる環境を作れたら、それはシニア世代のみなさんのためにも、日本の未来のためにもとても良いことなのではと思っています。

パートナーCFOの仕事領域は本当にチャンスばかり。興味を持ったら、ぜひ一緒にやりましょう!

――今伺ったビジネスモデルは、稲葉さんのお言葉を借りると「やるかやらないかだったら“やる”」ですよね、就農ビジネスのサイクル化事業、応援しています!
最後に、パートナーCFOに興味を持った方へのメッセージをお願いします。

パートナーCFOに興味を持った段階で悩むことは何もありません。「学ぶ」か「学ばない」かだと思います。「学ばない」を選択する理由って何かありますか?という感じですね(笑)。
私自身もこれまで「やるかやらないかだったら“やる”」「ノーアタック、ノーチャンス」を信条に物事を決断してきました。

パートナーCFOの仕事領域は本当にチャンスばかりで、まだまだ伸びしろや活躍の幅が広い分野だと思います。少しでも興味を持たれたのであれば、ぜひ一緒にやりましょう。

<編集後記>

稲葉さんは、周囲の友人・知人からは「生き急いでいるね」と言われることが多いそうです。これは「人生を楽しみ、パワフルに生きている人」「行動力や決断力がある人」といった表現の裏返しではないでしょうか。
中小企業を支援するパートナーCFOと自らが買い手となってM&Aを実行・推進する事業家の二足のわらじを履く稲葉さん、インタビュアーの私が理想とする活躍をされており、大きな刺激を受けました。
「やるかやらないかだったら“やる”」「ノーアタック、ノーチャンス」
稲葉さんの今後の益々のご活躍を応援しています!

<取材・文>第5期生 須々田智昭
取材日:2023年2月13日