2020年11月に第12回P-CFOサロンを開催しました。
P-CFOサロンとは?
P-CFOサロンでは、その道の一人者のゲストをお呼びし、P-CFOメンバーへの研鑽と活躍のベースキャンプとなるイベントを定期的に開催しています。
今回のテーマは、
「事例に学ぶ、本当に企業風土に合った人財の見つけ方」
日本パートナーCFO協会は、協会員のみなさまが人事・採用ニーズに対応するための後方支援として、パーソルキャリア株式会社との業務提携を開始することになりました。
今回のサロンでは提携の記念として、現場で活躍するトップエージェント武藤和宏氏(パーソルキャリア株式会社 エグゼクティブエージェント)をお招きしてお話をお聞きしました。
P-CFOとして関与する先で創業期(第二創業を含む)・成長期にある場合、それまでのトップ(社長)と現場に偏った人員配置からの脱却段階を迎えるケースがままあります。
社内の人材で賄えればよいですが、会社の成長スピードや必要とするスキルや役割を考慮すると、特にCxO人材や役員候補、経営管理系の専門人材は外部からの調達が適しているというのが現実です。
「エグゼクティブエージェント」では、事業課題をベースにしたソリューション人材の提案をしているため、そうしたP-CFOとしての関与先のニーズにマッチしています。
講演では、ハイクラス人材の紹介事例を基に
・社長ご自身が「どんな人材が必要か」明確でない場合にどのように課題を整理するか
・企業の事業課題の抽出や人材を探しのポイントは何か
・定性的な感覚値をどのように数値化して顧客に見せるか
など丁寧にご説明頂きました。
社長の期待やニーズ、企業の成長段階を正確に見抜き、そのうえで一手先を打つような提案手腕はさすがプロ! 短期間で幅広い人材のピックアップができるネットワーク力と提案力が伝わる内容でした。
今回のサロンは参加者5名と比較的少数ではあったものの、懇親会では事例に関する「ここだけの話」や、各々の関与先での利用を想定した質問にもお答えいただき、非常に密度高い時間となりました!
次回、12月のサロンはオンラインで開催予定です。