P-CFOサロン2025/2を開催しました

2025年2月に第62回P-CFOサロンが開催されました。
今回は、newmo株式会社共同創業者/取締役CFOである武藤健太郎さんを講師にお迎えし、「スタートアッププロCFOが挑む日本版ライドシェアnewmo」をテーマにお話しいただきました。

武藤さんはスタートアップCFOとしてGoogleからの資金調達やグローバルオファリングによるIPO、複数のM&Aをリード、と数々の実績をお持ちですが、今回はnewmoのCo-Founder/CFOとして登壇頂きました。

前半のセミナーでは、日本版ライドシェア「newmoの紹介」として、日本におけるライドシェアの可能性と、「移動で地域をカラフルに」というミッションを掲げて実現したい未来像を共有頂きました。newmoはタクシー事業、ライドシェア事業だけではなく、「ライドシェアリース」で、自家用車を持たない方がライドシェアドライバーとして活躍できる仕組みを提供したり、タクシー配車アプリ「newmo(ニューモ)」も手掛けられています。
newmoは2024年1月設立から約1年という短期間で急速に事業を成長拡大されており、その背景にある資金調達やM&Aについて、CFOとして具体的にどのような取り組みをされてきたかをお話しいただきました。また、FP&Aとして企業のステージごとに求められる役割の違いについても解説頂きました。
後半の質疑応答では「共同創業のきっかけ」「今後の展望」についてお答えいただき、武藤さんの思考に触れる機会となりました。

スタートアップのCFOとして、スピード感を持って取り組まれている武藤さんのお話は現役P-CFOのメンバーにも大いに刺激になったようで、参加したP-CFOメンバーからは、次のような学びや実践に向けた声が寄せられました。

3社のスタートアップでのご経験という具体的なお話から、創業時、IPO前、上場後における会社での予算管理の在り方などを体系的にわかりやすくまとめてお話いただき、最初から最後まで飽きることなくお話を聞くことができました。ロールアップM&Aもタイムリーな話題で興味深かったです。セミナー参加者からの踏み込んだ質問にも回答いただき、とても参考になりました。
newmoの資本政策、プレイドの長期財務モデルのお話など、とても参考になりました。他社の決算説明資料をしっかりと読み込み、また、今回のようなクローズドな勉強会に参加し、他社事例を継続的にインプットしていくことの重要性を改めて感じました」

CFO・CEO両方の視点で質問に丁寧にご回答いただいた。newmoのファイナンスだけでなくプレイドのグローバルオファリングの裏話など中身の濃いお話を伺えました。手探りながら、今後、支援先に対してM&Aを活用した事業展開をどのように構築していくのか提案のヒントを得ることができました」

投資家への説明の仕方について気づきがあり業務で海外本社に事業説明をする際に活かせそうだと思いました」

スケールが大きく、ワクワクさせていただきました。私が関与している会社でも、様々なスケールさせる戦略があるという気づきがありました」

当協会ではP-CFOサロンを毎月開催。その道の一人者のゲストをお呼びし、P-CFOメンバーへの研鑽と活躍のベースキャンプとなるイベントを定期的に開催しています。 今後もP-CFOメンバーの活動に役立つ情報をお届けしてまいりますので、どうぞお楽しみに!

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