P-CFOサロン2025/4を開催しました

2025年4月に第64回P-CFOサロンが開催されました。

今回は、P-CFOメンバー交流企画(※)として、特別企画とメンバー成果報告の2本立てで行われました。

特別企画では、小松裕介さん(株式会社スーツ代表取締役CEO)による「経営管理クラウド『スーツアップ』の最新情報の紹介」が行われ、
メンバー成果報告では、P-CFO養成塾第6期生の畑憲司さんが登壇し、「地方企業の支援実例や、学者と経営コンサルタントの両立」についてお話しいただきました。

※メンバー交流企画はメンバー同士の交流の機会として、メンバーが企画運営。前半ではメンバーによる『ミニセミナー』や『成果報告』、後半は参加メンバー同士の懇親タイムとして開催しています。

■特別企画

今回は特別企画として、P-CFOサロンで過去に登壇いただいた小松裕介さん(株式会社スーツ代表取締役CEO)に再登壇いただきました。
小松さんは、2023年にリリースされたチームのタスク管理・経営支援クラウド「スーツアップ」の最新情報と、パートナープログラムについてご紹介いただきました。

小松さんは20代からプロ経営者として、企業や組織の立て直しを経験されています。その中で、「経営者としてやっていることには共通項がある」と実感し、「タスク管理がしっかりできれば成果が出る。しかし、現場ではできない、続かないのが悩みである」と感じてきたそうです。その経験から、「かんたん!毎日続けられる!」をコンセプトに、チームのタスク管理をテクノロジーで解決するプロダクトを開発されました。

当初、中小ベンチャー企業向けを意識して開発された「スーツアップ」ですが、実際には大企業からも高い関心を寄せられているとのことです。今回のサロンでは、実際の活用事例とともに、P-CFOメンバーがクライアントに紹介する際の活用方法についてもご紹介いただきました。さらに、P-CFOメンバー向けのパートナープログラムについても詳しく説明がありました。

■メンバー成果報告

畑憲司さんはキャリアの中で産・官・学を全て経験されており、現在は金沢大学客員研究員として経済学の研究、大学での教育、そして金沢・能登での経営コンサルティングや地域コーディネーターとしても活躍されています。まさにポートフォリオワーカーとしての生き方を実現されています。

成果報告では、畑さんが支援した具体的な実例を紹介し、地方企業の特徴や、効果的なアプローチについても詳細に説明いただきました。また、P-CFOメンバーを含めたチームで、アセットライトな体制による高品質なコンサルティングサービスを実現しているそのスキームについてもご紹介いただきました。

さらに、支援先の企業に対して「当たり前のことを当たり前にやってもらう」ことの重要性や、ホワイトカラーこそ地方でプロ経営者を目指すキャリア戦略についても言及され、参加者にとって非常に有益なアドバイスとなりました。

■交流会

交流会では、少人数のグループに分かれ、小松さんが解説された中小・ベンチャー企業のタスク管理の課題や、畑さんが報告された地方企業支援での取り組みを踏まえ、P-CFOとして日々感じている課題今日の学びを今後どう生かすかについて、活発な意見交換が行われました。

■参加者の声

参加したP-CFOメンバーからは、次のような学びや実践に向けた声が寄せられました。

P-CFO協会メンバーの現在の活動状況などの情報交換がしたくて参加しました。小松さんや畑さんのお話にあった中小企業の現状や付き合い方などがすごく参考になりました」

「クライアント向けに伝えている”経営力アップ”の施策内容どのように分解してチーム組成して取り組まれてこられたのか、また実行にあたっての課題を含めて今後に活かせる内容でした」

地方でのP-CFOの活躍を知りたくて参加したので、具体的な活動内容をお伺いできたので、非常に勉強になりました。特に、ご自身のキャリアとのギャップ中小企業が抱える課題率直にお話いただけた点が印象的で、学びと共感がありました。

全体を通して、タスク管理について改めて考える良い機会になりました。私は中小企業への支援に慣れていることもあり、大手企業とのギャップを改めて認識する機会になりました」

*当協会ではP-CFOサロンを毎月開催しています。サロンでは、その道の一人者をゲスト講師に迎えての特別なセミナーメンバーの交流企画など、P-CFOメンバーの研鑽と活躍のベースキャンプとしてイベントを定期的に開催しています。
今後もP-CFOメンバーの活動に役立つ情報をお届けしてまいりますので、どうぞお楽しみに!

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