P-CFOサロン2025/5【P-CFO特別講義】を開催しました

【開催レポート】
P-CFOアドバンス特別講義「個人=商品」のビジネスモデルとは?

2025年6月に第65回P-CFOサロンを開催しました。

今回は特別企画【P-CFOアドバンス特別講義】として、当協会代表理事高森厚太郎が講師となり「パートナーCFOのビジネスモデル」をテーマに開催しました。

パートナーCFOは、“個人=商品”としてビジネスを構築するプロフェッショナル。今回の講義では、企業ではなく「個人」として、どのように価値を提供し続け、どのくらいの収入を得られるのか。具体的なアイデアとアプローチが共有されました。

年商ごとの壁と、突破するための視点

年商を伸ばそうとすると、一定の金額ごとに「壁」が存在します。
講義では、それぞれのフェーズでどのような対策が有効か、そしてその土台となるマインドセットや「オーナー型先生ビジネス」の設計の重要性が説かれました。

特に年商3000万円を目指す場合は、「高収益商品」の存在が鍵になります。
そのためにも、自分という“商品”のコンセプト設計や、事業ポートフォリオの考え方が不可欠であると解説されました。

「先生ビジネス」9つの提供形式と、実践ワーク

講義後半では、「先生ビジネス」における9つの提供形式を具体的に紹介。
養成塾Day1で扱った内容も振り返りながら、商品設計のヒントとなる実例が数多く共有されました。

また、2回にわたる個人ワークでは、参加者が自身の働き方と収支構造を可視化
1つ目は「理想的な収支構造」を描きながら、どのようなビジネスを選択すべきかを検討。
2つ目は「高収益商品アイデアのブレスト」として、紹介された9つの形式をベースに「自分リソース」と「他人リソース」の視点からアイデアを広げました。

質疑応答も活発に──リアルな悩みに高森代表が回答

最後の質疑応答では、参加メンバーそれぞれのリアルな課題や疑問に対し、高森代表が丁寧に回答しました。
「独立にあたっての法人と個人事業のどちらを選ぶべきか」といったキャリア設計の判断から、
「個人ブランディングを進める際に意識すべきポイント」
「1週間のスケジュールをどう設計しているか」といった日々の実践的な運用
さらに「社外取締役とP-CFOの具体的な相違点」まで、
講義内容をより深く掘り下げる多様な質問が飛び交いました。

自分を“商品”と捉える視点は、パートナーCFOとして活躍していくうえで欠かせない要素です。
今回の講義が、今後のビジネス設計やキャリア戦略の一助となれば幸いです。
実際に参加された方々からは、こんな声が届いています。

P-CFO(顧問)以外の収入の柱のアイデアを得たいなと思い参加しました。ワークで手を動かせたことがとても良かったです。昨年講座でやったことを振り返ろうと思いました。たくさんの刺激をいただき、ありがとうございました」

日常業務に追われがちだと感じていたため、P-CFOとしての意識を再確認したくて参加しました。受講当時の学びを思い出しつつ、コンセプトから振り返ることができてよかったです。
自己棚卸やセルフイメージの重要性を改めて認識し、気持ちを新たに前に進めそうです。
いただいたワークシートも活用しながら、高収益商品のアイデアを自分のビジネスに活かしていきたいと思います。特に『稼働時間にも予算を立てる』という視点が印象に残りました。今後の特別講義も楽しみにしています!

知識アップデートと交流を目的に参加しました。独立して9か月、順調に進んでいますが、今回のお話から“時間にも予算を立てる”という視点を得られたのが大きな気づきでした。セルフイメージを高く持ち、自分の時間単価を意識した値決めをしていきたいと改めて感じました。お客様と向き合う時間の質を高めるためにも、適度な余裕を持って動くことの大切さに気づけたのも収穫です」

「参加したのは自分の今後の事業展開についての考え方と、副業から独立に向けてどうしたら良いかを学びたかったから。個人的な疑問や、相談に対して具体的なアドバイスを受けることができ、期待以上でした」

売上だけでなく、収支構造、複数の提供形式、稼動時間を考えながらビジネスを考える重要性を再認識しました。今回のような特別講義はとてもありがたく、講義1時間+質疑1時間があっという間でした」

今後のご案内

今後も当協会では、毎月のP-CFOサロンをはじめ、
P-CFOメンバーの研鑽と活躍を支えるイベントを定期的に開催してまいります。
メンバーの皆さまの活動に役立つ情報をお届けしてまいりますので、どうぞお楽しみに!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です