P-CFOサロン2024/5を開催しました

今回は『鬼時短』の著者・株式会社 Augmentation Bridge(AB社)代表取締役である小柳 肇(こやなぎ はじめ)さんを講師にお迎えして、「電通/時短を舞台にした組織変革」というテーマでご登壇頂きました。

小柳さんは電通に30年以上勤務され、最後の2年間は「労働環境改革本部」室長として、組織変革に従事されてきました。全社の労働時間の大幅な削減をはじめとした「働き方改革」「組織変革」に取り組んだ経験でさらに多くの企業の力になるべく、2019年に独立。現在は経営者のコーチとして様々な企業に時短・業務改革の支援を続けていらっしゃるそうです。

今回はP-CFOメンバーにとって、CFOの近接領域である組織変革とその支援についてお話を伺う機会としての企画です。当日の講義は、2024年2月に出版された著書『鬼時短』の「8つの鉄則」に沿って、具体的な事例や、書籍には書かれていないリアルなエピソードも交えて解説いただきました。

質疑応答では「書籍のこの箇所について、こういうことですか」と書籍を読み込んでの質問や、「特に規模が小さい会社で効果が出やすい取り組みはあるか」と実際の経営陣への助言につながる内容など、様々な観点で質問にお答えいただきました。

参加メンバーからは、

「組織が本当の意味で変わるためには、時短すべきことと、時短をしてはいけないことの見極めが非常に重要だと感じた。企業規模に関わらず取り組める『すぐできる鬼時短事例』も興味深く、今後の助言に活かしていきたいです」

「お話の中で『(現場の)プライドとトラウマ』というフレーズが出てきて、経営者/上司としては部下のプライドだけでなくトラウマにも配慮する必要があると気付かされました。また、組織改革の成否は、経営者の本気度(書籍で出てくる「私欲」)・組織への浸透のさせ方・しつこさにかかっているということは普遍的なものだ、と改めて感じました」

など、学びや実践に向けた声が寄せられました。

*当協会ではP-CFOサロンを毎月開催。その道の一人者のゲストをお呼びし、P-CFOメンバーへの研鑽と活躍のベースキャンプとなるイベントを定期的に開催しています。

今後もP-CFOメンバーの活動に役立つ情報をお届けしてまいりますので、どうぞお楽しみに!

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