2022年4月に第29回P-CFOサロンを開催しました。
今回はP-CFOメンバー交流企画。特別企画としてプロフィナンスの木村義弘代表による、P-CFO活動に役立つ「事業計画ツール紹介」とメンバー2名からの成果報告の2本立てでお届けしました。
スタートアップの事業計画をサポートする「事業計画作成クラウドサービス『ProfinanSS(プロフィナンス)』。2022年2月に大幅リニューアルされ、PLだけではなく、BSやキャッシュフローも月次で作成できる、メンバーとの共有できる等の機能が追加されたということで、木村さんにデモの様子を見せていただきつつ解説頂きました。
事業計画に必要な様々な変数がクリック一つで追加できる、我々パートナーCFOのように経営をサポートする人と情報共有がスムーズにできる、など便利な機能をデモで体験。
「スタートアップ・新規事業に何より大事なのは事業実行。単なる表計算ソフト作業に時間を使うのではなく、計画作成で様々な数字でシミュレーション(=素振り)していただき、事業解像度を上げて、事業実行(=打席に立つこと)に役立てて頂きたい」という木村さんの思いが込められた本製品。参加したメンバーからは「想像以上に使いやすそう」「システムを活用してお客様の事業計画を作りたい」「早速使ってみたい!」といった声が寄せられました。こんなに便利なのに、無料プランもあるので気軽にお試しできます。
https://profinanss.com/
メンバーからの成果報告はインタビュアー松井さんとのQ&A形式で進められました。
中小企業診断士の松浦さんからは、事業承継支援をする顧問先1社、埼玉県や神戸市、明石市での公的機関での仕事を複数抱えつつ、今年4月からは足立区の新規事業「事業者なんでも相談」の相談員として活動されていることについてお話しいただきました。
P-CFO養成塾や昨年4月のプロフィナンスと当協会共催の事業再構築補助金実践ワークショップで木村さんから学んだことを活かして事業再構築補助金で採択されるなど、実績に結び付けられているとのことでした。
税理士の若尾さんは、高森代表の書籍「中小・ベンチャー企業 CFOの教科書」に出会ったことで養成塾を受講されたそう。昨年11月にP-CFO養成塾を終えてからの、税理士業務とコンサル業務の両立を目指す中での葛藤や試行錯誤について赤裸々にお話し頂きました。また、さらなるスキルアップやご自身が目指すパートナーCFOの姿を、独自の8マトリックスでお示し頂きました。インタビュアーの松井さんも税理士×パートナーCFOということで、税務が出来るパートナーCFO談義が盛り上がりました。
今回の21名がエントリー。参加者からは熱いコメントが寄せられました。
「プロファイナンスのサービスを使ってみて自身が思い描いている事業計画書のイメージを更新したいと思いました。事業再構築補助金のセミナーの際もそうだったのですが、木村さんの事業計画に対する視点、さらに10年後にイメージされている自社のサービス展開に関する熱意が伝わってきました。
また、新たな仕事や自己知識をバージョンアップされて続けている松浦さん、若尾さんの話をお聞きして新鮮な気持ちになりました。日々の仕事に流されがちだったのですが、気を引き締め直しました。サロンはメンバーのみなさんがP-CFOで得た知識と経験を活かしていることを実感し、改めて自分を振り返る機会になっています。ありがとうございました」
最後はゲストの木村さんにもご参加いただき、1~4期生交えての懇親タイム。今回の交流企画も密度の高い2時間を過ごして頂けたようでした。
*当協会ではP-CFOサロンを毎月開催。その道の一人者のゲストをお呼びし、P-CFOメンバーへの研鑽と活躍のベースキャンプとなるイベントを定期的に開催しています。
今後もP-CFOメンバーの活動に役立つ情報をお届けしてまいりますので、どうぞお楽しみに!