P-CFOサロン2023/11を開催しました

2023年11月に第47回P-CFOサロンを開催しました。

今回は、一般社団法人リネジツの代表理事生岡 直人さんを講師にお迎えして、「成果を出し続ける組織の経営理念~理念の策定・浸透で自走する仕組みを作る~」というテーマでご登壇頂きました。

生岡さんは税理士として「数字の世界」に身を置きつつも、経営コンサルティングにおいては「数字だけでアプローチしても成果につながらない」ことを実感。様々な試行錯誤の中で理念という「言葉の世界」に入り、理念の策定・浸透・実行で成果につなげるオリジナルのメソッドを実践の中で作り上げてきました。

当日の講義では、生岡さんが経営されているプロバスケットボールチーム・香川ファイブアローズを事例に、経営理念の実現の実践例をお話いただきました。スポーツチームの経営の全体像に始まり、香川ファイブアローズで策定した「クレド」の内容とそれに基づく具体的なアクションなど、今まさに実践中の内容を共有いただきました。 生岡さんの経営者としての覚悟と圧倒的な行動量と、書籍の内容を現場でどう応用しているか、などの熱いエピソードの数々に参加メンバーも刺激を受け、質疑応答では「そもそも経営理念に関心を持ったきっかけは?」「企業コンサルでは実際どうやって経営理念の話を出すのか」など多岐にわたる質問にお答えいただきました。

参加メンバーからは、

P-CFOとして経営理念を浸透(企業文化を醸成・変革)するためのポイントを沢山教えていただき大変勉強になりました。経営理念を、従業員を巻き込んで具体的なクレドに落とし込み、従業員自らが行動変革していけるようにする方法を学べました。ニーズがあった際は、積極的に挑戦して参ります」

税理士から経営者になられた生岡さんが現場で意識している言葉の使い方、行動の仕方を具体的に知ることができました。書籍では吸収できない生の体験談も聞けて、とても有意義な時間でした。人間『関係』を見て対応することは、相手の自律的な行動につながると感じたので、私自身も意識して行動したいと思います。また、経営者として率先して行動すること、成果を出すことの大切さは見習っていきます」

「生岡さんを以前から存じていましたが、書籍では知り得ないリアルで熱いお話を伺えて期待以上でした。『ビジョンは一人称、二人称、三人称で語る』『自分のパーフェクトカスタマー4要件』など、響いた言葉がたくさんあります。私も理念をお飾りにしない本気の経営をパーフェクトカスタマーの方と一緒に目指したいと決意しました」

など、学びと実践に向けた声が寄せられました。

*当協会ではP-CFOサロンを毎月開催。その道の一人者のゲストをお呼びし、P-CFOメンバーへの研鑽と活躍のベースキャンプとなるイベントを定期的に開催しています。

今後もP-CFOメンバーの活動に役立つ情報をお届けしてまいりますので、どうぞお楽しみに!

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